2011年12月7日水曜日

ソロモン諸島バードウォッチングツアー

ホニアラで開催の「ソロモン諸島旅行博」に参加してきました。
うちの会社で何度かソロモンへのツアーをやっているので、呼ばれたようです。
固有種が多く、へんぴなところに小さな宿がたくさんあるので、バードウォッチングツアーにはうってつけの環境です。

大小900もの島々で成り立っています。どこも目の前は綺麗な珊瑚礁。

旅行博開催までの1週間ほど、いくつかの地域を案内してもらいました。
主にSeghe周辺と、Gizo周辺の2カ所。



最初の宿はここ。Seghe周辺です。
1泊だけで移動しましたがよいところです。

張り出したベランダから海に入ると晩ご飯がとれます。

でてきた食事はこちら。
ロブスター食べ放題。

ソロモンの食事の基本はご飯と魚なので、日本人には合うと思います。


部屋の中。
水洗トイレでびっくり。

一回り5分くらいの小さな島ですが、さすがに自然は豊かです。






ヤシガニかと思った。



固有種のソロモンカササギビタキ

ソロモンメジロ
メジロの仲間が最低12種います。


キガオムクドリから別種になったLong-tailed Myna. 固有種。

すぐ近くの島にはミノバトが繁殖しています。


島中ミノバトだらけです。

一番普通に見るのはこのメラネシアミカドバト。


こちらは近くのダイビングリゾート。
マンタとシュノーケリングができます。






島にいたオオトカゲ。Pacific Monitor

海辺でよく見るシロガシラショウビン

貸し切り可の島。


海にはヒメクロアジサシが多いです。
ビスマルクミズナギドリもそこそこの頻度で見られています。


パプアシワコブサイチョウはみると盛り上がります。
これは宿の庭に飛んできました。

これも庭にいたムネアカヒメアオバト。

ガダルカナルと、このSeghe周辺を合わせて1週間くらいのツアーを考えています。
ガダルカナルでブーゲンビルショウビンのポイントが見つかったら最高なんですけどね。


続いて、

滑走路でのんびりするハシブトオオイシチドリ

飛行機で移動してGizo周辺です。
こちらも固有種が多く、特にクランバンガラムシクイ、ソロモンクイナ、ホオジロカササギビタキなどが暮らすクランバンガラ島が有名です。

クランバンガラのロッジ。広いベランダから雲霧林が一望できます。

ベランダからの景色


ベランダからベニインコ

よく見かける鳥ですが、なかなかいいところに出てくれません。

ソロモンオウム

ソロモンウミワシ

宿での食事。
麓の村から作りに来てくれます。

時間がないので、あまり遠くには行けませんでしたが、ベランダから見える雲霧林を散策。

アカコブバト


ホオジロカササギビタキ

Oriole Whistler

アオヒラハシ

シラヒゲカンムリアマツバメ

他にもクランバンガラメジロとか、いろいろ鳥はいたんですがなかなか撮れません。


道中ランがたくさん咲いています。












ここは近くにジュゴンとシュノーケリングできる島なんかもあります。

Gizoの港

桟橋の下は魚だらけ。

Gizoは割と大きな町です。
建設中ですが、近代的な病院もあります。

日本の会社が建てているのかな?

「日本とゆかりが深いのにどうして日本人はあまり来てくれないのか?」と聞かれましたが、うーん…。オーストラリア人やアメリカ人は第二次大戦の史跡を回るのが好きです。

Gizoのホテルの食事。
物価はオーストラリアより安いですね。ニューギニアと比べたら半額以下です。

部屋も近代的な感じ。

町中にはナキカラスモドキや

リュウキュウツバメ
ユウビンソロモンメジロなんかがいます。

ナンヨウショウビンは島毎に姿が違いますね。
研究が進むと別種になるのかも。

Gizo周辺も1週間くらいの行程を考えています。
カオグロヤイロチョウまで足を伸ばせるかな。

ソロモン航空もかなりお得な値段を提示してくれています。
治安もよく、鳥以外の自然も楽しめる地域です。
興味のあるかたはお気軽にお問い合わせください。



最後に鳥以外の生き物をまとめて。










































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